社会福祉法人どろんこ会 著
(中央法規出版)
B5判/128ページ/2025.4.20発行
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■内容■
★「保育園×児童発達支援事業所等の併設」
インクルーシブ保育のパイオニア・どろんこ会の保育を伝える一冊★
本書は、全国から視察希望が相次ぐインクルーシブ保育のパイオニア・どろんこ会の取り組みをまとめた一冊です。
どろんこ会の大きな特徴の一つが、「保育園」と「児童発達支援事業所等」を併設し、双方の子どもが生活や活動をともにして、職員も双方を支援するという、真に「混ざり合う」インクルーシブ保育を実現していることです。
■インクルーシブ保育の「どうやって?」がすべてわかる■
本書では、インクルーシブ保育の「どうやって?」がわかるよう、インクルーシブ保育を実現するための考え方や混ざり合う中での子どもたちの育ち、一日の保育の流れ、保育の仕組みづくり、職員の協働のあり方などについて詳しく紹介します。
■併設の具体的な手続きがわかる■
実際に保育園と児童発達支援事業所を併設する際に必要な情報を取り上げています。併設に関する法令や制度等の基礎知識や、併設の道を切り拓いてきたどろんこ会だからこそ語れる自治体との協働のコツは必見です。
また、ケース別に併設の実践例も紹介します。
■目次■
第1章 インクルーシブ保育とは何か
インクルーシブ保育を実践する併設施設
インクルーシブ保育を支える基本の考え方1 混ざり合う
インクルーシブ保育を支える基本の考え方2 「療育」という言葉は使わない
インクルーシブ保育を支える基本の考え方3 頼り合い、手を差し伸べ合う
インクルーシブ保育を支える基本の考え方4 大人が背中を見せる 等
第2章 多様性を認め・支え合う どろんこ会の生活
1日の保育・年間の保育
朝の日課
外遊び
室内遊び
生き物とのかかわり
畑仕事・田植え・稲刈り
縁側で食べるバイキング給食
第3章 インクルーシブ保育を可能にする働く環境づくり
意識改革1 「分けない」意識をつくる
意識改革2 保育と児童発達支援の違いを知る
意識改革3 全ての大人が全ての子どもを育てる
意識改革4 個を見る専門性を集団でも生かす
仕組みづくり1 理念の共有と年間計画の策定
仕組みづくり2 シフトの見える化
仕組みづくり3 双方支援を実現させるための学び合い
仕組みづくり4 学んで教えて、また学ぶ
第4章 インクルーシブ保育施設をつくるには
併設施設のタイプ
併設施設をつくるための基礎知識1 国・自治体の動き
併設施設をつくるための基礎知識2 手続きについて
併設施設をつくるための基礎知識3 お金について
実例1 認可園の空きスペース転用
実例2 児童童発達支援センターの民営化
実例3 保育園・児発・放デイ・学童の併設