石井章仁 著
(中央法規出版）
Ａ5判/144ページ/2023.7.18発行
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■内容■
一見何の問題もなさそうな、保育現場の「あたりまえ」。その保育、ホントに大丈夫ですか？ 「クラス活動はみんな一緒に一斉に」「歌は大きな声で元気よく」「乳児と幼児は時間と空間を分ける」「けんかは『ごめんね』『いいよ』で解決」「片づけをしてから次の遊び」「給食を残さず食べたらほめる」「展示する作品は差が出ないようにする」……。 一見何の問題もなさそうで、むしろ望ましいかのようにみえるこれらの保育の姿。しかし、本当にそうでしょうか？ 思い返してみると、「これまでこうやってきた」からと、漫然と行ってしまっていることが大半なのではないでしょうか。 本書では、そうした「根拠や理由が明確でないにも関わらず、伝統的にくり返し行われる行為やルール」を“なぞルール”として取り上げ、そのルールの背景や何が問題なのかを示し、必要に応じて、見直し変えていくための視点や方法、工夫を紹介しています。
■目次■
Part１ 保育活動のなぞルール
�．�ラス活動はみんな一緒に一斉に／��歌は大きな声で元気よく／�９垰�の後は思い出画を描く／�こ┐龍颪鷲�要な色だけ準備する／�ィ戯个砲覆辰燭蘆歿魯船礇譽鵐検伸Ρ犢垰�に不可欠
Part２ 遊び時間のなぞルール
�А嵳靴咫廚盪�間内に終わらせる／��乳児と幼児は時間と空間を分ける／��コーナーの玩具は持ち出し禁止／��ブランコは10数えたら交代／��片づけをしてから次の遊び／��凧あげ、コマ回しは１月の遊び／��けんかは「ごめんね」「いいよ」で解決
Part３ 生活におけるなぞルール
��クラスの１日は朝の会からスタート／��活動前にはトイレタイム。並んで順番に／�圧訖�を残さず食べたらほめる／�洩欧�ない子どもも全員でお昼寝タイム／�欧任�たことを言葉でほめて伸ばす／�蛙�分けは、男の子は青系、女の子は赤系に
Part４ 保護者を意識したなぞルール
�瓦匹了劼匹發砲眛韻厳亳海鬚気擦襦�㉑ドキュメンテーションはクラス全員をのせる／㉒展示する作品は差が出ないようにする／㉓連絡帳は、とにかく記入して返す／㉔保育参観はいつも通りの保育を行う
Part５ 保育者の役割・考え方のなぞルール
㉕楽しい遊びを提供するのは保育者の役割／㉖主体性を育むには手や口を出さず見守る／
㉗積み上げたい経験を何よりも大切にする／㉘壁面装飾は保育者の手作りで／㉙乳児から幼児への進級接続は３月／㉚保育もＰＤＣＡでまわす
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