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イラストBOOK たのしい保育 子どもの「じんけん」まるわかり

白梅学園大学名誉学長 汐見稔幸、一般社団法人日本保育者支援協会共同代表 新保庄三、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター准教授 野澤祥子/著
(ぎょうせい)
B6判/144ページ/2021.10発行

★中身は保育インスタグラムにて掲載中! 『トロル保育』で検索!@troll.hoiku https://www.instagram.com/troll.hoiku/
■内容■
「悪い子のところにサンタさんは来ないからね!」
「女の子なのにお行儀悪いよ!」
―できていますか? “子どもの人権”をふまえた関わり

子どもはひとりの人間として権利をもつ主体であり、保育者・教諭・親など子どもに関わる全ての人に、子ども一人ひとりの人格を尊重し、個性を大切にする保育が求められます。

本書は「子どもの権利」の基本的な知識やなりたち・意義から、子ども一人ひとりを尊重する保育(具体的な事例を通した関わり・声掛けのあり方)まで、イラストを多用してわかりやすくまとめるものです。

 

この本は、子どもは独自の権利をもっているという認識がいかに生まれ社会で広がってきたか、そしてそれを自覚することがどれほど保育や育児という営みを、温かく、手応えのあるものにしていくのか等を、三名がそれぞれに論じ合ったものです。
この本を読んで、保育の営みの大事さや意味を、これまでとやや異なる角度から見つけ保育に活かしていただきたいと著者三名は切に願っています。(「はじめに」より抜粋)
                                           執筆者を代表して  
                                               汐見稔幸
 
■目次■
はじめに 
STEP1 人権を大切にするということ―なぜ子どもの権利を学ぶのか/汐見稔幸
1 「人権」の基本を知ろう
 1 人権とは何か 
 2 子どもの権利を考える 
 3 子どもの権利の本当の意味 
2 保育者に伝えたい子どもの権利条約
 1 子どもの権利条約の基本原理
 2 保育者が大切にしたい条項
3 保育実践に活かす子どもの権利
 1 子どもの権利を学び、考え続ける
 2 全国私立保育連盟の報告文に見る子どもの叫び 
●Work1   私たちの園の「子どもの権利」を考えよう
●Work2   私たちの園の「子どもの権利条約」をつくろう

STEP2 子どもの権利条約の原点を探る―コルチャック先生と子どもたち/新保庄三
1 子どもの権利条約が誕生した日
 1 国連総会での出来事
 2 ウオパトカ教授の言葉
2 なぜポーランドが「子どもの権利条約」を提案したか
 1 ポーランドの歴史
 2 ポーランドの子どものための法制度
 3 ポーランドの宝 コルチャック先生
3 戦争とコルチャック先生をめぐる旅
 1 コルチャック先生との出会い
 2 ポーランド・アウシュビッツへの訪問
 3 ワイダ監督との出会い
 4 映画『コルチャック先生』が描いたもの
4 コルチャック先生とはどんな人か
 1 コルチャック先生の軌跡
 2 コルチャック先生の遺産
●Work3   「子ども時代」とはどんな時代か考えよう
●Work4   「子どもではない│そこにいるのは人間である」について考えよう

STEP3 事例を通して子どもの権利を考える/野澤祥子
1 言 葉 
 1 子どもの権利を自分事として捉えるために
 2 事例 子どもの尊厳を傷つける言葉かけ
 3 事例 厳しい注意
 4 事例 「女の子なのに」
 5 事例 無言のはたらきかけ 
2 生 活
 1 事例 無理に食べさせる
 2 事例 排泄時のプライバシーへの配慮
3 遊びや行事
 1 事例 濡れ衣
 2 事例 見ているだけでも
 3 事例 意見を出し合う
 4 事例 参加できる工夫
4 家庭との関係
 1 事例 お弁当の準備
 2 事例 噛みつきについての相談
 3 身近な事例から子どもの権利の考えよう

資料 子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳
 
価格 : 1,400 円(税込 1,540 円)
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