汐見稔幸:東京大学名誉教授。日本保育学会会長。専門は教育学、教育人間学、育児学。
汐見和恵:家族・保育デザイン研究所所長。フレーベル西が丘みらい園元園長。
野井真吾:日本体育大学教授。
山本詩子:山本助産院院長。日本助産師会元会長。
(風鳴舎)
B5変形判/144ページ/2021.6.8発行
★中身は保育インスタグラムにて掲載中! 『トロル保育』で検索!@troll.hoiku
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■内容■
●ありそうでなかった、“これからの子育て支援”の本●
女性の社会進出、核家族化といった社会の変化に伴い、近年では子どもの預け先の問題を
はじめ育児不安の増加など、子育てに関するさまざまな問題が生じています。
法改正では保育園や幼稚園に子育て支援の義務化が明記はされましたが、まだまだ具体的支援策が足りない状況が続いています。本書では巻頭カラー+ところどころで子どもと
子育て支援にまつわるデータを提示、保護者たちが実際に求めている支援・子どもたちの
状態・足りていないこと、についてあぶりだし、今後の方向性を提案。
日本保育学会会長の汐見稔幸先生ご夫婦によるご自身の子育てのお話も面白く、助産師会元会長の山本詩子先生による妊娠期からの支援の視点も非常に新しいものになっています。
■目次■
序章 子育て支援における「大切なこと」
第1章 核家族夫婦の奮闘―汐見家の子育て
第2章 子育て支援で行政と市民が協働するとはどういうこと?
第3章 子どものからだの“おかしさ”と遊び
第4章 これからの親の働き方と子育て支援
第5章 妊娠期から切れ目のない子ども・子育て支援とは?
終章 これからの子ども・子育て支援