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1948年・文部省『保育要領―幼児教育の手びき―』を読む

荒井洌 著
(新読書社)
A5判/120ページ/2020.6.27発行
 
■内容■
悲惨だった戦争が終わり、デモクラシーの風がさわやかに流れ出したときに、当時の文部省がイニシアティブをとって登場した「保育要領」(試案)は、平和を希求する純粋な保育の姿を、戦後すぐに具体化しようとした。保育関係者必読書。
■目次■
・プロローグ 『保育要領』へのいざない
1 戦前・戦中の幼児保育のありさま
2 終戦、珠玉の一編『保育要領』の誕生
3 『保育要領』の内容構成
4 教育顧問ヘレン・ヘッファーナンによる指導
5 『保育要領』が語りかける、あらまほしい保育の姿
〈資料〉1948年・文部省『保育要領』(試案)の概要
 1 まえがき
 2 幼児期の発達特質
 3 幼児の生活指導
 4 幼児の生活環境
 5 幼児の一日の生活
 6 幼児の保育内容─楽しい幼児の経験─
 7 家庭と幼稚園
・『保育要領』発刊に至る社会の流れ(年表)
・参考文献
・エピローグ 保育は、人間論があってこそ
 
価格 : 1,600 円(税込 1,760 円)
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