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大人が変われば、子どもが変わる 発達障害の子どもたちから教わった35のチェンジスキル
阿部利彦 著 おのみさ イラスト
(合同出版)
B5判/88ページ/2020.7発行
★中身は保育インスタグラムにて掲載中!↓@troll.hoiku
https://www.instagram.com/p/CEYpka0Jrnu/
■内容■
大人が身につけておきたい
・ほめるスキル ・しかるスキル ・つたえるスキル ・はげます 支援スキルを、イラストやエピソードをまじえて35紹介します。
「子どもたちはこんなふうに受け止めていたんだ」「自分はしつけだと思っていたけど、子どもにとっては納得いかない行動だったんだな」…と思ったら、対応をチェンジしてみませんか?
●●●●まえがきより●●●●
思えば、自分が大学でカウンセリングを学んでいた頃は、「困っているその子(人) をどう変えるか」という考えしか無かった気がします。しかし、支援を実践していく うち、子どもの応援をする大人が、そう、「大人こそがまず変わるべきなのだ」と気づかされました。
なぜなら、子どもたちは身の回りの大人の姿をモデルにして育ち、そして大人との関わりの中から多くのことを吸収し、変容していくからです。
■目次■
チェックしてみよう! あなたにはどんな苦手さがありますか?
発達障害のある子どもたちの苦手さを感じ、知ろう
【1 ほめるスキル】
1 子どもの気持ちを受けとめてほめる
2 ささやかに、ていねいにほめる
3「しっかり」「きっちり」「ちゃんと」はNGワード
4 取り組みの「途中」からほめる
5「ほめる」と「しかる」をセットにしない
6「できて当たり前」という考えから抜け出す
7「間接強化」の技を使う
【2 しかるスキル】
1 子どもに響くしかり方を工夫する
2 ポイントを決めて、短くしかる
3 質問形式の言葉を使わない
4「裏を読ませる」言い方を減らす
5 あいまいな表現は避ける
6「罰によるコントロール」に依存しない
7 しかり方のムラをなくす
【3 禁止・命令・注意の言葉かけのスキル】
1 禁止は否定文でなく肯定文で
2 おどさないで励ます
3 マイルドな言い方も取り入れる
4 ときにはお願いしてみる
5 先手の「ありがとう」
6 ネガティブな暗示よりポジティブな暗示を
7 大切に思う気持ちを必ず添える
【4 励ますスキル】
1 その子の心に寄り添って聴く
2 まずプロセスを楽しませる
3 うまくできたことから学ぶ ─ ポジティブセルフレビュー
4「立ち直り力(レジリエンス)」を育む
5 子どもの「励ましパワーワード」を見つける
6 静かなる励まし
7 タイミングが大事
【5 スキルを支えるスピリッツ】
1 応援のヒントはその子の中に
2 子どものプライドに目を向けよう
3 心のストライクゾーンを広げよう
4 伝えたい大切なことは、おだやかに
5「ふわっと言葉」を増やそう
6 あなたもがんばりすぎないで
7「人生を楽しむ大人のお手本」になる