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0歳児から主体性を育む保育のQ&A

西川 正晃・大橋 美智子 編

A5判/218ページ/2019.4.1発行
 
■内容■
保育とは子どもたちの「大きくなりたい」という願いをそばでしっかり支える誇り高い仕事だと思うのです(本書「おわりに」より)。

 子どもの主体性を乳幼児期から育むにはどのようにすればよいのでしょうか?
この問いに対して、本書の編者が主宰する「保育実践を語る会・土曜の会」では、有志が集い、保育カンファレンスを通して試行錯誤を続けてきました。保育・幼児教育の研究者と保育者たちが協同して目指したのが、「自ら遊ぶ中で考え、学ぶ力を育てる保育」です。その成果は、公益財団法人ソニー教育財団が主催する「ソニー幼児教育支援プログラム」において「優秀園」(2014年度、2015年度)や「奨励園」(2018年度)に選ばれるなど、外部からの高い評価としても表れています。

 大切なのは方法だけではなく、保育者の「願い」です。本書には、主体性を育む保育の方法とそこに込められている願いや意図をQ&A形式でわかりやすくまとめました。テーマは、乳児保育、全年齢の保育、食事、環境構成、保育者のあり方、行事、特別支援教育、園内研修、保護者支援と網羅しています。近年の課題となっているドキュメンテーションの作り方や意義も詳しく取り上げています。
 各項目は基本的には見開き2ページとなっているため、文章量が少なく読みやすい構成です。実際の保育のイメージがわきやすいように、イラストや写真を豊富に掲載しています。
さらには「動画」も用意しました。紙面の中にあるQRコードをスマホやタブレットで読み取ると、保育実践の動画(約1分間、計15カット)を見ることができます。実際の子どもの姿や保育の環境構成、保育者の援助の仕方、生活の流れ等が一目瞭然です。

【サンプル動画:Q1.なぜひとさし指で手をつなぐの?】
 https://youtu.be/KpFfm2K7hy4)。

 また、各章ごとに各分野に造詣の深い研究者や実践者のコラムが添えられており、保育の学びを深めることができます。
保育の基本がわかるだけでなく、キャリアアップにも役立つ内容です。
 
■目次■
はじめに −子どもの主体性を育む保育をめざして−
第1章 3歳未満児の保育で大切なこと
第2章 食事のときに大切なこと
第3章 全年齢の保育で大切なこと
第4章 保育環境で大切なこと
第5章 保育者のあり方で大切なこと
第6章 行事で大切なこと
第7章 特別支援教育で大切なこと
第8章 園内研修で大切なこと
第9章 保護者支援で大切なこと
おわりに −生活の主体は子ども自身−
 
価格 : 2,000 円(税込 2,200 円)
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