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気になる子の本当の発達支援

市川 奈緒子 著

B5判変形/138ページ/2016.5.20発行
 
■内容■

アスペルガー障害や自閉スペクトラム症(ASD)、
注意欠如多動症(ADHD)などの発達障害の子どもたち、
診断名は出ていないけれど発達が気になる子どもたち、
そして定型発達の子どもたち、全員が一人ひとり違う
発達の特徴を持っています。
こういう時はこうすべき、といった単純なノウハウなど
あてはまるわけがありません
保育士・幼稚園教諭のための
『発達が気になる子』への本当の支援の方法が
わかる本です。
■目次■

■第1章 「発達の気になる子ども」の支援
保育者は「障害児を含めた」子どもの専門家
「見えないもの」を見る〜子どもの気持ちを理解するために〜
生まれつきの発達特性を知る
脳の覚醒レベル〜脳はいつも目覚めているわけではない〜
触覚・聴覚の過敏性〜過敏な子どもはここで苦労している〜
感覚と運動の協応〜「…しながら〜すること」が難しい〜
理解の違い・記憶の違い
相手の意図の理解〜「空気が読めない」子ども〜
ほかの人とはひとあじ違う「その子なりの」得意と苦手がある
衝動性とコントロール
育ちの中の「未学習」〜適切な行動を学べずに大きくなる子どもたち〜
育ちの中の「誤学習」〜不適切な行動を学んで大きくなる子どもたち〜
園の中で見られる誤学習〜園の中での困った行動の多くは「誤学習」〜
「私ってダメな子?」〜子どもは悩んでいる〜
「家庭のせい」にしていませんか?
「問題」は保育を見直すきっかけ
子どもを観察するときの4つのポイント〜子どもの何を見るのか〜
保護者から「特別扱いしないで」と言われたら?

■第2章 発達の気になる子どもの保護者支援
「発達の気になる子ども」の育児の難しさ
「発達の気になる子ども」のわかりにくさが親を苦しめる
親は気付いている
障害受容とは〜「障害受容」についての基本的な知識〜
障害受容の困難さは社会のせい
保護者は傷ついている
保護者のバリア〜保護者が「気付いていない」「気にしていない」ふりをするとき〜
子どもを支援することが一番大きな保護者支援
専門機関の「効能」知っていますか?

■第3章 インクルーシブな社会に向けて
統合保育の歴史と「気になる子ども」
発達障害の「早期発見・早期対応」
家庭との「共通理解」
発達障害の診断について
保育者の専門性と子ども支援
保育者の「子ども観」を拡げる
「問題」を子ども個人から関係性へ
インクルーシブ保育の意義とは
価格 : 1,700 円(税込 1,870 円)
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